ハチャトゥリアンのピアノ協奏曲、無事に終了しました!
※こちらから当日の演奏をご覧いただけます 第1楽章 第2楽章 第3楽章 地元のオーケストラ・富山シティフィルの定期演奏会に共演させていただくこと、これで4回目。 回を重ねるごとに気心が知れる半面、プレッシャーは増し、特に今回は自分がどうしても弾きたい曲をお願いしたものだから、1週間以上前からピリピリドキドキしていました。 本番当日も朝から寸暇を惜しんでピアノの前にいたのを見て、さすがに家族も余計なことを言わないように、気を遣っていたと思います・・。 ゲネプロ終了後楽屋にて。 そうして迎えた本番。 いつもやっている邪念を飛ばすおまじない(太極拳)を、今回は楽屋だけではなく舞台袖でも、出る直前まで人目もはばからず行ったおかげでしょうか。とても集中することができました。 そしてオーケストラ、とにかく素晴らしかったです!! 坂本先生の知的で的確な指揮のおかげで、難曲であるにもかかわらず合わせに関しては安心して身を任せ、私自身ソロに没頭することが出来ました。 (練習中から先生は独特のオーラで和ませて下さいました。ちなみに先生のギャグに毎回誰よりもハマっていたのは私です・・) 念願の曲を弾かせていただき、そして大勢のお客様に聴いていただき、しかも全力を出し切れたということに、ただただ感謝の気持ちでいっぱいです。 演奏直後。 それにしても富山シティフィルのみなさんのすごいところは、演奏内容だけではなく、その組織力の素晴らしさにもあります。 どんな場面においても信頼のおける対応で、本当にどれだけのご苦労の下にこの舞台が成り立っているかを想像すると、頭が下がります。 そしてみなさんの音楽への愛情はすごいですね。 本職の私がたじろぐほどの知識と情熱には、毎回圧倒されます。 今後、ますますのご発展を祈念いたします。 さて今回、プログラムに恩師イエンナー先生と作曲者の共演に関してや、何故この曲を私が弾きたかったのかを簡単に綴りましたが、曲に対する理解に貢献できたなら幸いです。 先生にも早速報告したところ、無事に終えることができたことをとても喜んで下さいました。 大きな緊張とその分の解放感、大勢の中での高揚感とその後の孤独感、・・・なんて少々大げさですが、いつも本番が終わると相反する感情が押し寄せて、今はかなり寂しいというのが正直な気持ちです。・・生きている限り、大なり小なりこれの繰り返しですね、きっと。 また気を引き締めて、次に向かって毎日黙々と練習するしかなさそうです。 少し休んだらまた頑張ります!
by mi-maruyama
| 2010-06-14 17:41
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