なかなか安定しない天気が続きますが、今日は春らしい陽射しです。
さて昨日は、とても好きな曲、ショパンのピアノ協奏曲第2番を弦楽四重奏と練習で合わせてきました。 以前から、いつかきちんとした形で演奏したいと思っていたショパンのピアノ協奏曲。 オーケストラとの共演も素敵ですが、弦楽四重奏との室内楽版もかなり魅力的です。 1番にしようか2番にしようか迷った結果、作曲順にまずは2番から取り組むことに。(番号と逆なのです) まさに20年ぶりに弾いてみて、こんなにいい曲だったかしら?と再発見することばかり。 若い頃の感傷と、夢見るような甘美さ、そしてマズルカの快活なテンポ・・・、どのように表現しようかと、もっぱら思案中です。 ところで、演奏活動をしていると、取り組む曲によって日常が影響を受けることが多々あります。 今回のショパンは何といえばいいのか・・、ひと言でいえば、肩こりが治りそうな予感。 イメージする響きのために以前より脱力を意識しているせいもありますが、ショパンはやはりピアニストの手と体に優しいです。 精神的にも、忘れかけていたセンチメンタルな感情を思い出して、ちょっと若返ることができそう(*^_^*) ちなみに、ピアノから離れても、なかなか日常に戻れない曲もあります。(スケールの大きいロシアの作曲家に多い) 日常が影響を受けるというか、ほぼ破壊されることも。 それなのに、ラフマニノフやショスタコーヴィチなど、そちらの世界に行きたくてたまらない曲がまだいくつもあり、音楽の魔力は本当に強い。 何はともあれ、コンチェルトやアンサンブルのレパートリーは一緒に演奏してくれる人がいなければ披露できません。 まずは一緒に音楽を作ってくれる方々に感謝しつつ、より良いものをお届けできるよう、頑張ります。 最初は6月20日、おおやま病院にて(ピアノ協奏曲は第2楽章のみ。その他ピアノ独奏数曲、カルテットのディベルティメント等)、そして11月22日(日)に大山文化会館のオール・ショパン・プログラムでのコンサートにてピアノ協奏曲第2番全楽章ほかピアノソロ演奏をします。 演奏会の詳細は、それぞれ決まり次第こちらに記載しますので、またチェックしていただければ幸いです。
by mi-maruyama
| 2015-04-18 08:35
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