寒暖の差が激しい毎日です。
しばらくブログを更新しないうちに、なぜか記事ランキングの一位が「読書の秋」に。 だからというわけではありませんが(いや、あるか)、「読書の春」と題して最近読んだ本について書いてみたいと思います。 ここ数か月、歴史もの、それもハプスブルクに関するものばかり集めては読んでいます。 高校時代の世界史はとてもじゃありませんが自慢できるような成績ではなかった私(^_^;) 渡欧前、世界史の先生に「丸山さん、ヨーロッパ史はもっと勉強しておくといいですよ」と言われてから20年。まさかこの歳でこんなにハマるとは思っていませんでした。 そもそものきっかけは、去年のウィーン旅行で歴史オタクの夫にバカにされたことです。 博物館などで、あれは何をした誰それのものだとか、この絵は何とか何世だとか、嬉しそうにうんちくを傾けたあげく、 「10年近くもいて、そんなことも知らなかったのか」と何度も呆れられたのが悔しくて・・・。 音楽史なら私の方が!と言ったところで、負け惜しみになります。 うろ覚えが多かったことを反省し、素直に勉強し直すことにしました。 そんな錆びついたアタマにもすんなり受け入れられた導入剤がこれです。 名画で読み解く ハプスブルク家12の物語 中野京子 著 以前、「怖い絵」のシリーズを読んで以来すっかりファンになりました。 絵と連動したわかりやすい解説で、あっという間に読み進んでしまいます。 そして、いろんなハプスブルクものの中で今のところマイベストなのがこちら。 ハプスブルク家の女たち 江村洋 著 やはり、女性としては女性の人生に興味がある。 昔々王子様とお姫様が・・・ときれいなお城の世界を夢見ている娘を尻目に、かつてそのお城であったドロドロの史実と人間の悲喜こもごもに思いを馳せています。 春、というよりもう初夏の陽射しの中、そんな読書タイムを過ごしております。
by mi-maruyama
| 2013-05-17 11:14
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