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昨日、4回目のアートサロンコスモでのピアノコンサートが無事終了しました!
今回はオール・ベートーヴェン・プログラム。 曲目は、前半がメインのピアノソナタ 第29番「ハンマークラヴィーア」。約15年ぶりに勉強し直し富山で初披露でした。 休憩をはさんで後半は、 ピアノソナタ 第1番より1楽章 ピアノソナタ 第8番「悲愴」より2楽章 ピアノソナタ 第17番「テンペスト」より3楽章 パイジェッロの「水車小屋の娘」より6つの変奏曲 アンコールはドリンクサービスと共に「エリーゼのために」でした。 ベヒシュタインで弾くベートーヴェン。 こちらの微細な心の動きを的確に表現してくれるピアノ。イメージを持って奏でる甲斐があります。 とくにハンマークラヴィーアの3楽章。「全世界のすべての苦悩の霊廟」(レンツ)と言われ、その精神的な深さは、この曲に接するほどに心が重く、どこか違う世界に連れて行かれそうな気がします。今回、その世界を表現すべく音のニュアンスにこだわりましたが、楽器がそれにしっかりと応えてくれました。 そして、そのあとに続く4楽章の巨大フーガこそがこのソナタの醍醐味。15年前には怖くてたまらなかったこの楽章ですが、昨日は不思議なくらい没頭できました。 サロンという会場の性質上、お客さんと近く、互いの息遣いまで聞こえる距離だからこそ、真剣に聴いて下さる様子を全身で感じられたおかげだと思います。 ベートーヴェンは難しい。難しいけど、挑戦して本当に良かったです。 ご来場いただいた皆様、アートサロンコスモの方々、お手伝いいただいたスタッフの皆様、そして今回ベヒシュタインを最高の状態に整えてくださった調律の竹田さんに心から感謝申し上げます。 これから演奏会が続きます。 一息ついたら、また頑張ります! ※当日の演奏のご感想をいただきました http://w2322.nsk.ne.jp/~kiyoto/maruyama24.html ※北日本新聞に掲載されたレビューはこちらからご覧ください
by mi-maruyama
| 2014-06-09 08:37
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