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この作品のオリジナルピアノ版を演奏してみたいと思ってから5,6年、公演が決まってから1年以上かけて、昨日の舞台に臨みました。 何と言っても、主役の安念先生。驚くほどの声量と圧倒的な存在感で会場を包み、その音楽と一体となった客席の方々の表情が印象的でした。 そして、テノールの牧川修一先生の安定した艶やかな歌声には、私自身が魅了されながらの演奏。本当に幸せな経験でした。 そして、演出家の中村敬一先生が演奏前にマーラー音楽のレクチャーをして下さいましたが、映像を使ったお話は大変わかりやすく、難解な作品もすんなりと理解できる内容でした。 今回、3名の先生方からは本当にたくさんのことを学ばせて頂きました。 マーラー自身がオーケストラのピアノ編曲ではなくオリジナルのピアノ伴奏譜を書いたのだから、無理にピアノでオーケストラを表現しよう、とは思わず、とにかく楽譜に忠実に、かつ歌いやすいように柔軟に、を心がけて臨みました。結果、「オーケストラのいろんな楽器の音が聞こえたようだった」との言葉を多数頂き、マーラーマジックのスゴさに驚いています。 何よりも、指揮者がいないと本当に大変な曲でしたが(拍の取り方が歌とピアノが違う、変拍子が随所にある、等)、「大きな流れを感じるのよ〜🎵」と仰る安念先生に導かれ、その「流れ」に従うことで、何かが見えてきた気がします。 自分が先生の年齢に達した時、こんな風に音楽に接していられたらどんなにいいだろう、と心から思います。 大きな憧れを持ちつつ、これからも頑張ります。 甘くて楽しいひと時を過ごしました😊 今回、本当に信頼できる舞台裏スタッフの皆さんに支えられました。 中でも梅雨時の難しいコンディションのピアノ、ギリギリまで私の要望に応えて調整して下さった調律の竹田さん、また長時間譜めくりにお付き合い頂いたピアニストの森田夏海さんに、心から感謝いたします。
by mi-maruyama
| 2017-07-03 15:28
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