薫風とやま物語Ⅱ

5月らしい爽やかなお天気の中、富山県護国神社での演奏会が無事終了しました。

開放感あふれる美しい景観の会場で、まさに演奏会名の「薫風とやま物語」にぴったり！

歌（加藤與志子先生）、ヴァイオリン（渋谷優花さん）、そして舞踊（和田朝子先生）とのコラボでした。

第一部世界の名曲セレクション

・愛の挨拶 ・ます・野ばら・タイスの瞑想曲 ・チャルダッシュ ・幻想即興曲 ・ローレライ

第二部日本の名曲セレクション

・からたちの花・春の海 ・日本の響き ・風の盆越中おわら節～風の盆恋歌　他

共演させていただいた先生方はじめ、主催の富山パイロットクラブの関係者の方々には大変お世話になりました。

パイロットクラブは脳に障害のある人を支援するボランティア団体。
ちなみに、今回の演奏会の収益は滑川市と入善町の小中学校の特別支援学級の運営に充てられるそうです。（今朝の北日本新聞の記事より）

客席の雰囲気も温かく、演奏していてとても幸せなひと時でした。

後半の日本の曲では、初めて弾いた「日本の響き」（フロム編曲）の中から５曲を抜粋。

表紙の絵のもとになった「東京の茶屋」から2曲と「ニッポンの漁師」、そして亡くなった兵士を悼む「さよなら」、最後に「君が代」でした。

遺芳館がある館内での演奏、凛としたその場の佇まいと相まって最後の２曲が最も緊張しましたが、大変貴重な経験となりました。