今年もあと僅か。
2018年も音楽を通していろいろなことがありました。 キャメルサロンコンサート、ブラームス国際コンクール、秋のいろいろなコンサートにオペレッタ「こうもり」…今年はブログの更新がいつもより多かったかもしれません。 そして、先日終了した自主公演のリサイタルは、今年の活動のメインディッシュでした。 本番前1ヶ月ほどは、想定していた忙しさを遥かに超えるほどいっぺんにいろいろなことが重なりましたが、体調管理だけはしっかりと、とにかくやるしかない!と計画的に時間を調整して、家にいる間はひたすらピアノに向かっていました。 そのかわり、家事は一切出来ず早々に放棄。 鬼気迫るオーラを放っていたのか、家族も一切寄りつかず、周りに相当気を遣わせていました😅 けれど、自分の中では、何か一つ乗り越えた気がします。 さて、写真家の岡田氏から、そのピアノリサイタルの写真が届きました。 (写真撮影 岡田彰) 演奏に関しては今回、様々なところからのご感想が寄せられました。 頂いたレビューより公開のページをご紹介させていただきます。 Yesterday https://moretcpo.exblog.jp/28978989/ また「いつの間にか涙が出ていた」という声も多く聞かれ、私の方が音楽の持つ力に驚かされています。 ウィーンの恩師からはベートーヴェンに関して「確実なだけではなく自由である!」と嬉しいお言葉を頂きました。(いつも本番後、動画をメールでお送りして聴いて頂いています) ここ数年、作品106から後期のソナタを順に演奏してきましたが、次回はとうとう最後の作品111。”忠実かつ自由に”ベートーヴェンの後期ソナタを弾くことができたら、その後はあらためて初期のソナタやハイドンにじっくり取り組んでみたいと思います。 他にもメールやホームページ、SNSを通して、新聞への投稿など、たくさんの激励のお言葉をいただきました。本当にありがとうございました。 まだまだ自分への課題は山積ですが、これからも作曲家と作品、それらを取り巻く文化そのものに一つ一つ丁寧に向き合っていきたいと思います。 最後に、音作りに関して調律の竹田直弘さんには本当に助けて頂きました。リハーサル時に私の欲しい音をパッと理解して調整、そのおかげで思うように音楽を表現できました。 長くなりましたが、これからしばらく充電期間に入ります。 みなさま、どうぞ良いお年をお迎えくださいますように!
by mi-maruyama
| 2018-12-30 09:41
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